歴史と特徴を見てみよう
埼玉県ってどんなところ?
埼玉県は関東平野の内部に位置し、夏は蒸し暑く冬は乾燥した季節風が吹く地域です。どれだけ蒸し暑いかは北部にある熊谷市が2007年に日本一暑い街として有名になったことからも読み解くことができます。また、埼玉県の面積はおよそ3800平方キロメートルで1/3を山地面積が占め、残り2/3を平地が占めていますが、全国的には39番目とそれほど大きな面積を持っているわけではありません。
埼玉県のここがスゴイ!「日本一暑い街」
先述した日本一暑い街として有名になった熊谷市は2007年に最高気温40.9度という気温を観測して有名になりました。残念ながら2013年に高知県四万十市で41.0度という気温が観測され日本一の座は奪われてしまいましたが、その座を奪われるまでおよそ10年間、日本一の暑い街としてその名を轟かせていました。また、それに付随して埼玉県は快晴日数全国1位という記録も持っています。
埼玉県のここがスゴイ!「水辺の空間が充実している」
内陸地域である埼玉県は四方を他県で囲まれているため海とは接していませんが、「荒川」「利根川」の二大河川や「長瀞」や「飯能河原」などの清流もあり水辺空間には恵まれている地域です。それは県内の河川面積が3.9%という数値からもよく分かります。利根川は日本一ビッグな川としても有名ですが、その川幅はなんと2,537メートル!あまりにも大きくてどれくらいなのか全く見当もつきませんね。
川が大きいと台風や大雨による増水が懸念されるわけですが、埼玉県では中小河川の水を地下に取り込んでトンネルを通して江戸川に流すという「首都圏外郭放水路」という治水施設で洪水から街を守っています。この施設は平成4年~18年のおよそ14年間を費やして埼玉県東部の春日部市の地下50メートルのところに建設されました。全長は6.3キロメートルで毎秒プール一杯分、約200トンもの水を排出しますが、その内部は神秘的な作りになっていてまるでギリシャのパルテノン神殿のようだと話題になっています。
埼玉県のここがスゴイ!「交通網が充実している」
埼玉県は首都圏の一つということもあり、交通網が非常に充実しています。鉄道は「6つの新幹線」や「26路線」を有し、高速道路は東西南北を10本で結んでいます。また、埼玉県は自転車発祥の地ということもあり、県民一人当たりの自転車保有数が0.76台と全国一位の数ですが、川沿いには日本一長いサイクリングロードもありサイクリングを楽しむ環境も整えられています。
埼玉県のここがスゴイ!「安心・安全・子育ての街」
「自分たちの地域は自分たちで守る」を合言葉として自主的に防犯パトロールを行う団体が多くいるのも埼玉県のスゴイところです。その数は平成28年12月時点で5,984団体と日本一の数を誇っています。また、子育て支援も積極的に行っており、中学三年生までの子供がいる家庭には「パパ・ママ応援ショップ優待カード」が配布され協賛店などで割引サービスを受けることができます。協賛店は埼玉県内だけでなく県外も含めて22,075店舗と豊富にあり、子育て世帯にとっては暮らしやすい都市です。
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