求人を探すなら「ハローワーク」

提供されているサービスは？

ハローワークは転職サイト同様、「求職者向けのサービス」と「企業向けのサービス」をそれぞれ提供しています。求職者には職業相談や紹介などの「求職手続き」や失業保険や教育訓練給付、育児休業や介護休業などの「雇用保険関連の手続き」のほか、仕事に関する情報や資格・職業訓練についての情報などを提供しています。一方、企業側には人材の紹介だけでなく雇用に対して不安を持っている企業を支援も行っています。その中には、人を雇う事業主、起業や新分野への進出を目指す事業主、雇用調整を行う必要がある事業主、能力開発を行う事業主などそれぞれの事業主に向けて助成金や給付金の支給などが含まれます。

「採用コストがかからない」

ハローワークが民間企業と大きく違うのは「採用コストが0円」だということです。転職サイトなどの民間企業では求職者の年収のおよそ30％ほどを報酬として支払わなければならないため、採用に関して自然と見る目が厳しくなってしまいます。ですが、ハローワークは報酬がかからず0円なため「お試しで働いてもらおう！」と採用のハードル自体が低くなり、民間企業よりも採用される確率が高くなります。
またそれほど報酬を支払うことができない中小企業などが求人を出しやすい、というメリットもあります。中小企業というと零細企業のように感じてしまうかもしれませんが、中には世界に通用するような隠れた優良企業も数多く存在します。そのような隠れた優良企業に出会うことができるのも採用コストがかからないハローワークだからこそできることです。

「地元就職に強い」

ハローワークで紹介されているのは中小企業だけではありません。地元企業の求人も数多く紹介していますが、これは職業安定法第十七条に「公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない。」と明記されているからです。そのため、転勤したくない地元就職にこだわる人にとっては探しやすいはずです。

「自己分析が無料」

ハローワークでは職業紹介以外にさまざまなサービスを行っており、自己分析もその一つですがもちろん無料で受けることができます。自己分析のやり方が分からない人や前職からのブランクが長く職業訓練を受けているような人にとってはうれしいサービスです。

「採否通知が必ずある」

ハローワークで応募すると必ず採否が通知されます。そのため、結果がどうだったかと気にすることもなく気持ちを切り替えて次に進むことができます。